日本写真測量学会 関西支部

テクニカルセミナー/第62回空間情報話題交換会の報告


2011年12月9日、常翔学園大阪センターの301においてテクニカルセミナー/第62回空間情報話題交換会を開催しました。

今回は、『文化科学から見た『地理情報標準』の意義と可能性』と題して同志社大学の藤本様からと題してからご講演を頂きました。


『文化科学から見た『地理情報標準』の意義と可能性』

同志社大学 藤本 悠 氏

<キーワード:地理情報標準,マックス・ウェーバー,理念型モデル化分析法>

藤本様には、哲学的な視点から『地理情報標準』やオブジェクト指向について分かりやすく解説して頂き、 さらに、藤本様が開発を試みておられる「理念型モデル化分析法(ITMA: Ideal Types Modeling And Analysis)」と呼ばれる方法論 についてお話をしていただきました。ITMA とは、マックス・ウェーバーという社会経済学者が提唱した「理念型」という方法に基づく方法で、 『地理情報標準』と相互変換可能なメタモデルや、数理的な方法を駆使して、情報システムとして実装を試みるというものだそうです。 ITMAは、まだ、検討段階のため、具体的な成果には至っていないようですが『地理情報標準』という情報標準を、社会学的な研究に応用する という考え方は斬新なものでした。質疑応答も活発に行われ、和やかなムードの下で2011年を締めくくる話題交換会を終えました。 ご講演いただいた藤本様に、この場を借りて御礼申し上げます。


※測量系CPD協議会において認定された学習プログラムとして終了後に参加者へ受講書が配布されました。
※GIS上級技術者の認定を受ける際の貢献達成度ポイントとして申請できる参加証も配布されました。